コモモと一緒にエジプト旅行 その16(王家の谷) [エジプト]
両側にこのような岩山が聳え立つ道路をバスは走ります
仮面ライダーのショッカーが出てきそう。イーイー!
王家の谷へ到着。
全面撮影禁止、バスの中にカメラを置いていかねばらないので
入り口の写真しかありません。
セキュリティチェックを受けて、ここからまたカートで移動します。
王家の谷とは王様のお墓のことです。
現在こちらでは60を越える墓の存在が確認されているそうです。
入場チケット(80LE)でお好きなお墓3つに入ることができます。
ただし、ツタンカーメンのお墓は別料金、なんと100LE!
ラメセス1世、3世、9世のお墓に入りました。
とても大きなお墓で壁画も結構きれいに残っていました。
しかし、ご遺体はここにはございません。
カイロの考古学博物館のミイラ室に展示されています。
墓の副葬品も多くは墓泥棒とヨーロッパ人によって略奪されて
しまいました。
ツタンカーメンのお墓は狭くて小さい。
王様としては即位も短かったし、若くで亡くなり、
たいした偉業もないからでしょうか。
ただ、こちらにはご遺体がございます。
3000年の時を越えてごたーいめーん
撮影禁止なので代わりにこちらをお見せしましょう。
土産物屋で買ったツタンカーメンの棺とミイラのミニチュア。
結構リアルです。
気分を害した方、ごめんなさいねぇ。
午後だったこともあり、とても暑く、お墓は点在しており
軽い日射病に・・・こちらがミイラになってしまいそうでした。
王様のお墓参りを済ませたあと、夕食は中華。
喉が渇いていたのでビールがおいしかったー
お料理は脂っこくてあんまりおいしくなかったのですが
中華料理はなんだかホッとしました。
今宵のホテルはマリティムジョリービル ルクソールリゾート。
クルーズ船からも見えた、ナイル川の中洲の島全体がリゾートに
なったすてきなところでした。
お部屋は全てコテージタイプ。
お部屋の中もナチュラルでウッディです。
部屋の中に入って目に付いたのがこちら。
メッカの方向を指しています。
こちらに向かってお祈りしろってことね。
こういう所からイスラム世界を垣間見れます。
次に目に付いたのがこちら。
made in Japan
ベープです。
てことは蚊がいるのか・・・って思ってたら耳元でプーン。
あわててベープをセットしましたが、遅かった。
エジプトの蚊に刺されてしまいました。
エジプトの蚊ってことはアフリカの蚊だと思うとちょっと怖くなって
ギャーギャー騒いでいたら、旦那が具合悪そうな顔で
トイレから出てきました。お腹を壊したそうな。
エジプトへの旅行者、特に多くの日本人がかかるというエジゲリ
この日とても星がきれいでした
夜コテージの外に出て、私は蚊に刺されてかゆいかゆいと言いながら、
旦那はお腹ピーピーしながら見たナイルの夜空は全然ロマンチック
じゃないけれど忘れられない夜となったのでした。
コモモと一緒にエジプト旅行 その15(ハトシェプスト女王葬祭殿) [エジプト]
次に訪れたのはハトシェプスト女王葬祭殿です。
ここは97年のルクソール事件のまさに現場。
行く前までは正直ちょっと恐かった・・・
でも行ってみると、そんな事件があったなんて全く感じさせない
明るく楽しげな光景が広がっていました。
エジプトではちょうど冬休みとあって、子供たちもたくさん見学に
来ていました。
葬祭殿まではこのようなカートで移動します。
これまでの王の神殿と違って、女王ならではの優美なフォルムの葬祭殿。
岩山を背景にした3層のテラス。
壁面には美しい壁画が残されています。
アヌビス神のレリーフ。
アヌビス神とは犬の姿をした死者の神で、墓地の守護者。
鳥人ならぬ犬人?
テラスにはオシリス神像が並んでいます。
ハトホル女神。
こちらがハトシェプスト女王様です。
葬祭殿から見下ろした風景。
さえぎるものは何もなく、午後には気温もぐんぐん上昇。
真冬だとは思えない暑さでした。
ハトシェプスト女王葬祭殿のチケット。
この後ますます気温が上がる中王家の谷へと向かいます。
コモモと一緒にエジプト旅行 その14(ヌビア村&メムノンの巨像) [エジプト]
カルナック神殿観光後はランチタイム
ヌビアン・カルチャー・センターのレストランです。
ヌビア地方はナイル川上流、最南の地。
独特の言語や文化を持っているそうです。
アフリカンな雰囲気のアウトドアランチです。
入り口横には釜がありました。
いい匂い~。
前菜、スープ、パン。
タジン(壷焼き)料理。
ビーフシチューのようなボルシチのような・・・
なかなかおいしかったです。
ご飯と一緒にいただきます。
イチゴジュースが、もうイチゴイチゴイチゴしてて
濃厚で甘くてすっごくおいしかった
いちご2パックは使ってるね♪
ツアーのみなさんとパチリ
お元気ですか~?
ランチの後バスに乗って・・・
車窓から写したトマト満載のトラック。
真っ赤でおいしそう。
メムノンの巨像へ。
巨大な1対の巨像です。
一体はただ今補修中。
まあこれはただでかいだけでした。
コモモと一緒にエジプト旅行 その13(カルナック神殿) [エジプト]
★6日目 2010年2月8日(月)
朝食後クルーズ船を下船します。
マッサラーマ、ラダミス1世
次なる観光地はカルナック神殿です。
ここは「ナイル殺人事件」にも出てきたので、是非行きたかった所です。
入り口には模型があります。
ここはとても広いので模型で全体図を把握。
まずスフィンクス参道があります。
ずらりと並ぶスフィンクス。
塔門前にはパネジェムの巨像。
奥へ進むと大列柱室。
ものすごいでかい柱が134本
コモモ、見える~?
かくれんぼをしたら楽しそう♪
柱にはカルトゥーシュやヒエログリフが刻まれています。
ちょっとナイル殺人事件ごっこをしてみました。
きゃー
わかる人だけわかってやってください。
たぶん誰もわかんないだろうな~。
映画では確かこの辺から石が落っこちてくるんだよねぇ。
大列柱室から正面に進むとオベリスク。
トトメス1世のオベリスクだったかハトシェプスト女王のオベリスク
だったか忘れました。
スカラベ・・ふんころがしのことです。
この周りを5回?まわると幸せになれるとかなんとかで
ツアーのみなさん周っております。
日本人以外の観光客も周っております。
ラメセス3世神殿。
羊さんのスフィンクス。
ぐったりした野良犬ちゃん。
暑いよ~
とても見ごたえのある神殿でした。
カルナック神殿のチケット
コモモと一緒にエジプト旅行 その12(ルクソールのマクドナルド) [エジプト]
船は夕方ルクソールの中心部に接岸しました。
目の前にはルクソール博物館。
夕食までフリータイム。
ツアーのみなさんはガイドのアリさんのすすめもあって博物館へ。
でも私には他に行きたいところがありました。
それはルクソールのマクドナルド。
ここでどうしても買いたい物があったのです。
ツアコンゆうこりんに相談し場所を確認、一応許可を得て
有志を募り、「かおりんと行くルクソールマクドナルドツアー」を敢行
ナイル川沿いを歩いていくと程なくルクソール神殿が見えてきました。
命がけで道路を渡り、ルクソール神殿沿いに歩きます。
エジプトの道路には横断歩道とか信号がないんです.
ルクソール神殿は明日観光予定。
見えてきました、お馴染みの赤い看板
店の中に入ります。
ありましたお目当てのぶつが。
エジプトのルクソールのマクドナルドにしか売っていないバスタオル。
赤、紺、黄の3色。
コンプしたかったけど、バスタオルというよりもビーチタオル。
とても大きくてかさばるので、スーツケースには
せいぜい一枚しか入りません。
黄色を一枚買いました。
あったー!
我が家ではお昼寝用タオルケットと化しています。
大きいから二人でも余裕だね♪
ルクソールのマクドナルドはルクソール神殿の前という
観光地にあるので日本のマクドナルドと変わりませんが、
町中の地元民が行くマクドはこんな感じでした。
メニューも全てアラビア語。
カイロのマクドです。
こちらにはエジプト限定メニュー「マックアラビーヤ」があります。
食べてみたかったのですが、3食ビュッフェ&ティータイムもあって
とても入る胃袋がなく断念。
ちなみにニューヨークバーガーはありませんでした。
無事バスタオルをゲットして、船に戻り最後のディナーです
本日はワールドビュッフェ。
ビールはステラにしてみました
お米が結構おいちかった
ディナーの後は、ベリーダンスショーがありました。
しかし、写真がありません。
同じツアーの方に写真をもらおうと聞いてまわりましたが
誰一人としてベリーダンスの写真を撮っていませんでした。
あまりにインパクトが強くて、写真に撮るまでもなく
皆さんの脳裏に焼きついているということでしょうか・・・。
強烈なクルーズ最後の夜でした
コモモと一緒にエジプト旅行 その11(エスナの水門) [エジプト]
馬車でのホルス神殿観光後、船に戻り朝食です。
観光は朝食前に行われたのです。
船の出航が8時なのでその前に行ってしまったというわけです。
クルーズしながらのんびりと朝食。
とても贅沢な気分でした。
お腹空きましたな~
朝食後は再びデッキへ。
今日もいいお天気ね~
この日のクルーズの見どころはエスナの水門です。
水門が見えてきました。
川には高低差があります。
それを船で越すための施設です。
エジプシャンに誘導されて船はロックへ入っていきます。
私たちの船は上流から下流へ行くので、ロック内の水位を
下げて船を下降させるのです。
船がどんどん下がっていくのがわかりましたか?
無事水門を通過しました。
ナイル川クルーズを実感できる瞬間でした。
船は一路ルクソールに向けて航行します。
デッキでくつろぐダーリン。
ナイル川沿いの風景 その1・・・干草を運ぶロバ。
ナイル川沿いの風景 その2・・・ナイルエキスプレス
そうこうしているうちにランチタイム
お米が結構おいしかったりします
今日はビールではなく、生レモンジュースを飲んでみました。
ビタミンCたっぷりですな~
昼食後は4階のバーにてアフタヌーンティ
ガイドのアリさんのエジプト話を聞きながらの有意義なティータイムとなりました。
そして船はいよいよルクソールの街に近づいてきました。
シェラトンホテルが見えてきました。
私たちが明日泊る予定のホテルも見えてきました。
ナイル川の中洲にあるリゾートホテル
この船の最終地、ルクソールに到着です。
コモモと一緒にエジプト旅行 その10(ホルス神殿) [エジプト]
★5日目 2010年2月7日(日)
船は夜のうちに進み、朝エドフに接岸していました。
窓の外に目をやると、どこからともなく馬車が集まってきていました。
今日は朝から馬車で観光です。
ツアーは、10台の馬車に分乗しホルス神殿に向かいます。
ぐずぐずしていたら最後の馬車になってしまいましたが
馬車の運転手?のおじさんが近道を行き、一番に到着♪
怪しげな裏道を行く馬車・・・
ホルス神殿が見えてきました。
じゃーん!
この神殿は、エジプトの数ある遺跡の中でも最も保存状態が
よい神殿なんだそうです。
この神殿の主はホルス神。
あちこちにホルス神の像のレリーフや、ホルス神像があります。
鳥人じゃないよ。
ちょっとコモちゃん、一応これ神様だよぉ。
ネコ神?
エジプトの野良猫ちゃん
神殿の中には、レバノン杉で作られた聖船が残っています。
レリーフも残ってます。
柱の上部にはパピルスをモチーフにした装飾がされています。
中庭から見た第2塔門。
神殿の前には小さなスフィンクス
ホルス神殿のチケット
帰りもまた馬車で帰ります。
ガイドさんに「行きと同じ馬車で帰ってください」と言われましたが
ものすごい数の馬車とエジプシャン、この中から同じ馬車を探せるのか
とても不安でした。
映画の撮影か、はたまた競馬場かという感じでした。
意外にすんなりみつかって、しゅっぱーつ!
車も普通に走っている道路を馬車も走ります。
マイクロバス。
ドアがない・・・
無事到着。
馬車観光はとても楽しかったです
コモモと一緒にエジプト旅行 その9(コム・オンボ) [エジプト]
船はコム・オンボに到着。
他にもたくさんのクルーズ船が接岸しています
泊められるのかしら・・・
2階のロビーに集合して、ツアーのみなさんと出かけます。
ロビーのスケジュール表です。
船には日本人だけでなくいろいろな国のツアーの方が
乗船されており、みなさんやはりここで下船してコム・オンボ神殿
観光に出かけるようです。
スペイン語?
神殿までの通りにはこんなガラベーヤ(民族衣装)屋さんが
ありました。
ほどなくコム・オンボ神殿に着きました。
さてここからはちょっと歴史のお勉強ですよぉ。
この神殿はプトレスマイオス朝時代に建てられ、ローマ皇帝
アウグストゥスの時代に完成しました。
2重構造というちょっと変わった作りをしていることでも
知られています。
古代のエジプトでは各地でさまざまな神様が存在していました。
この神殿はその中でも、ホルス神(ハヤブサの頭部を持つ天空の神)
とソベク神(ワニの神)のために建てられたものらしいです。
ふむふむ・・・
こちらのレリーフ、左からラー神(太陽神)、ホルス神、ワニ神。
これを見て、M1の鳥人を想像してしまったのは私だけでしょうか・・・?
プトレマイオス13世のレリーフ
こちらは出産のシーンと医療器具を描いたレリーフです。
左の方に、女性が二人何か椅子のようなものに座って
出産する様子が描かれています。
現地ガイドのアリさんとその説明を熱心に聞くツアーのみなさん。
こちらはナイロメーター。
昔はナイル川は頻繁に氾濫したそうですが、
今ではダムのおかげで氾濫しなくなったそうです。
コム・オンボのチケット
さて、神殿観光を終えて徒歩で再び船に戻って、ディナータイム
本日はエジプト料理のビュッフェ。
コシャリというそばめしみたいな料理がおいしかったです。
デザートもエジプシャン・スイーツ。
揚げドーナツ?
そして今夜もルクソールビア
飲みすぎた~
ディナーの後は、バーでガラベーヤパーティです。
外人さんは子供の頃からダンスが上手い!
私たちもガラベーヤなぞを着てみました。
こうしてクルーズ2日目の夜は更けていくのでした・・・
コモモと一緒にエジプト旅行 その8(ナイル川クルーズ2) [エジプト]
さて停泊中のクルーズ船にてランチタイムです
前菜、パン、スープ、サラダ、デザートはビュッフェスタイル。
メインはチキン or ビーフ or フィッシュ。
私はチキンプリーズ。
チキンのハーブ焼き・・・シンプルながらおいしかった!
ビールとあいますな~
ダーリンはビーフプリーズ。
中までしっかり火の通ったローストビーフ・・・ある意味安心。
そろそろ出航のはずが、なかなか船は出航しません。
スペイン人が観光から戻らないということで出航は遅れるとのこと。
さすがスペイン人だあ。
そいうわけで、食後部屋に戻り、本の続きを読んでいたら、
なんか部屋の窓から見る景色が変わったような・・・
ひょっとしてこの船動いてる?
スペイン人帰ってきたんだあ、なんて思いつつ
慌ててデッキに駆け上りました。
それ、いそげー!
ついに船は動き始めました
思えばこのナイル川クルーズがしたくてエジプトに来たようなもの。
子供の頃映画「ナイル殺人事件」
(原作はアガサ・クリスティの「ナイルに死す」)
を見て以来、エジプトに来てナイル川クルーズをするのが
夢だったんです。
その夢がかなった瞬間でした・・・30年ほどかかりましたが。
長かった~遠かった~、でもぉ、とーきにぃ、すぅばあらしい♪
(アムロちゃんのCan you cereblate?より)
川岸には牛や馬がいました。
ナイル川沿いには列車も走ってます。
あら、橋が見えてきたわ~。
船が橋の下をくぐる瞬間は結構迫力ありました!
近づいて来ましたな~
ぶつかりそう。
そしていよいよ船はコム・オンボに近づいてきました。
コム・オンボ神殿が見えます。
船はコム・オンボに止まり、コム・オンボ神殿観光に出かけます
コモモと一緒にエジプト旅行 その7(ナイル河クルーズ1) [エジプト]
★4日目(2010年2月6日(土))
私達が乗ったクルーズ船はモーベンピック ラダミス1世
4階建てになっており、私たちが泊ったお部屋は4階でした。
ツインベッド、クローク、冷蔵庫。
窓の外にはナイル川。
洗面所、トイレ、バスタブもあって、まさに動くホテル。
2階にロビー、3階にレストラン、4階にはバーがあります。
この日のモーニングコールはなし!
昼まで寝ててもいい!という前日までとはうってかわっての
のんびりスケジュール♪
それでもそこそこには目が覚めて、
9時ごろレストランで朝食をいただきました
ビュッフェスタイルの朝食は種類も豊富。
目の前で焼いてくれるオムレツがおいしかった!
パンもいろいろあったね~
朝食後は屋上にあるデッキに出てみました。
気持ち良いわね~。
やっとスーツケースから出してもらえたわ~とたまコちゃん。
屋上にはプールもあります。
美女が一人・・・
かおたんではありません
ツアーで一緒だったAちゃん。
きれいで、スタイル抜群、気立てもよく、しっかりもの。
ただいまお婿さん募集中
(一応本人に許可を得て掲載しております)
泳ぎたいんだけど、ちょっと泳ぐには寒いわね~
かおたんはこちら。
別にいいってか・・・
出航は午後なのでそれまではフリータイム。
スーク(市場)に出かける人あり、船でのんびりする人あり。
スークへお出かけする人たち
たくさんの船が停泊しています。
私は船でのんびりすることにしました。
やりたいことがあったのです。
それはこれ。
ナイル川クルーズ船で「ナイルに死す」(アガサ・クリステイ著)
を読むこと。
こちらの本はナイル川クルーズ中に連続殺人事件が起きるという
おどろおどろしい内容ですが・・・
果たしてクルーズ中に読み終わるでしょうか・・・
こんな景色を見ながら、デッキでお茶を飲み、本を読む。
それだけで十分でした。
ファルーカという帆船です。
気持ちよさそう
クルーズは続きます、ていうかまだ出航してないし・・・