白神山地の旅7(斜陽館) [東北]
鯵ヶ沢駅から再び五能線に乗ります。
本日はリゾートしらかみではなく、普通列車です。
車窓には田園風景。
五所川原に到着。
ここから津軽鉄道に乗り換えます。
津軽鉄道は冬のストーブ列車で有名ですが、私たちが乗った時は鈴虫列車でした。
金木へ。
ここは作家太宰治の生誕地です。
ものすごいローカルな駅で、駅前には人っ子一人いません。
駅前のバス停。
強烈です。
ここ金木には太宰治の実家があり、今は斜陽館として一般公開されています。
19室もある豪邸。
1階は和室がたくさーん。
仏壇も立派です。
お台所。
階段。
2階には洋室もあります。
和室もあって、襖絵が素晴らしいです。
金庫も立派。
太宰治の実家は数百人の小作人を抱えた豪農で、その搾取の上に自分の生活が成り立っていることに太宰は深く悩んでいたとか。
「元気で行こう。絶望するな。では失敬。」
小説津軽の最後に書かれた文章です。
そう言いながら、太宰は自殺してしまうんですよね・・・。
太宰治の小説は「走れメロス」くらいしか読んだことがなく、彼自身の事もあまり知りませんでしたが、今回の旅でいろいろと勉強になりました。
コメント 0